東山紀之(48)が、刑事役でレジェンド作りに挑戦することが24日、分かった。7月スタートのテレビ朝日系「刑事7人」(水曜午後9時)での主演が決定。時間に執着する変わり者の刑事役を演じる。同局系での「水曜9時枠」は「相棒」「警視庁捜査一課9係」を生んでおり、新たな名作が期待される。

 東山が演じる主人公の天樹悠(あまぎ・ゆう)は、警視庁遺失物センターから捜査1課12係に配属になった新人刑事。犯行時刻、死亡推定時刻、アリバイ時刻など、時間にこだわり捜査する。人懐っこいが、空気が読めず無遠慮という性格設定もある。二枚目の東山にとっては新境地だが、自身との共通点も考えてイメージを膨らませている。

 「タレントにとっても時は命。遅刻なんて問題外! 1分1秒で世界は変わってしまうし、2分もあれば人間関係は壊れますからね! 他の人には予想のつかない言動を含め、先の読めない天樹をおもしろく演じたい」

 難事件を解決する仲間たちは高嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也。東山が「思わず『濃いな~!』と言っちゃったほどの顔ぶれ!」と話す個性派がそろった。