TOKIO長瀬智也(36)が7年ぶりに映画出演することが27日、分かった。人気脚本家、宮藤官九郎氏(44)が脚本・監督を務める映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(来年2月公開)に主演する。

 完全オリジナル作品で、舞台は地獄。若くして死んだ高校生がクラスメートに告白したい一心で、赤鬼と一緒に地獄からの生還を目指して奮闘するコミカルな青春物語。長瀬が演じるのは地獄農業高校軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギター、キラーK。特殊メーキャップで全身真っ赤になり、和とロックが融合したスタイリッシュな衣装をまとう赤鬼になる。

 キラーKは自称「手はジミ・ヘンドリックス及びカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」。ロックテイストのオリジナル曲を披露する。宇田充プロデューサーは「主人公のギターが弾けて、ロックが大好きで、後輩思いでエネルギッシュなところが長瀬さんとリンクしました」。地獄に落ち、キラーKから猛特訓を受ける高校生を神木隆之介(22)が演じる。神木もギター及び歌声を披露する。

 長瀬の映画出演及び主演は09年「ヘブンズ・ドア」以来。宮藤氏の監督作出演は05年「真夜中の弥次さん喜多さん」以来11年ぶり。長瀬は「宮藤監督と音楽を題材にした作品をやりたいと話をしたことがあったので、今回の企画は待っていました!」。今月中旬に撮影スタートする。