カップ焼きそばに関するアンケートが行われ、1番人気は東日本が「ペヤングソースやきそば」、西日本が「日清焼そばU.F.O」であることが分かった。ソフトブレーン・フィールド(東京都港区)が20代~80代の男女5356人を対象に調査した。

 好きなカップ焼きそばを聞いたところ、エリアごとに結果が分かれた。関東・甲信越の人気1位は「ペヤング」で、全体の48・7%を占めた。2位は「U.F.O」(21・1%)、3位は「一平ちゃん 夜店の焼そば」(16・8%)だった。

 一方、北陸・近畿の1位は「U.F.O」で、6割以上にあたる63・3%を占めた。2位は「一平ちゃん 夜店の焼そば」(22・9%)。「ペヤング」は3位で、わずか5・2%だった。

 最も地域性が出たのは北海道で、「やきそば弁当」(東洋水産)が81・1%を占めるダントツぶり。北海道エリアのみで販売されており、付属品の中華スープが人気だ。「付属のスープがおいしくて、小さいころから食べているソウルフードです」(40代女性)などのコメントが寄せられた。

 東北地方の1位は「ペヤング」(38・3%)だったが、8・5%の人が「焼そばバゴォーン」(東洋水産)を挙げ、4位にランクインしたのが特徴的だった。「バゴォーンが好きで当たり前に買っていたのですが、東京に引っ越した息子からバゴォーンは東京で売っていないと言われて驚いた」(40代女性)と、やはり地域差があるようだ。