歌手美川憲一(69)が、前所属事務所から約2億1000万円の損害賠償を求められた訴訟の東京地裁判決で全面勝訴したことについて20日、初めて心境を語った。

 前事務所が提訴したことを発表したのは13年12月。「それから約2年。精神的につらかったわ」。

 言いたいことがあっても裁判になっているので我慢してきたという。「右手のこぶしをグッと握ってね。それで、腕が太くなったわ」。仕事がキャンセルになる実害もあったという。「もうこういうことで争う年齢じゃないのよ。裁判は全面勝訴だけど人間関係の切なさは残った。もっと話し合えばすむこと。それに、向こうが控訴するかもしれない」と話した。

 今月16日に出された判決では、前事務所の経営が悪化したため、美川が独立し、新事務所に移籍するという覚書を前事務所と移籍先が交わしていたと裁判所が認定。前事務所は「移籍金を支払う約束があった」と主張したが、「覚書に移籍金の記載がない」とした。

 この日は、芸能生活35周年のお笑いタレント、コロッケ(55)がプロデュースする7人組アイドルグループ、Kin Gin PearlsのCDデビューイベントが都内で行われ、サプライズで参加した。「あんたのために応援に来たのよ」と、まずはコロッケに流し目でひと言あいさつ。メンバーには「コロッケさんの言うことをよく聞いて、自分磨きをするのよ」と助言。具体的には「恋愛は禁止よ」と厳命した。