俳優船越英一郎(55)が、韓国やカジノの魅力を語り尽くした。28日、都内で行われた旅チャンネルの特別番組「船越英一郎オススメ ソウル・釜山満喫旅」(8月3日午後10時放送。再放送あり)記者会見に出席した。

 14年前に初めて訪れて以来韓国の魅力にはまり、今では芸能界きっての韓国通だという。

 「きっかけは、家内(松居一代)と結婚してすぐ、マイレージがたまったねっていう話しをして、3日後に2泊3日でいけるところが韓国しかなったんですよ」

 その際、到着するや夫婦げんかになったが、仲裁に入ったタクシー運転手と意気投合。以来、韓国の中に友人関係が広がっていったという。

 「家具もカーテンも韓国で作って、わが家は韓国だらけ。3日休みがあったら家内と韓国に出かけたり、1人で出掛けたりしています。みんな、コンシェルジュのように私を使うんですよ。その内、本を出そうと思っています」

 番組内では、ソウル・パラダイスカジノでのギャンブルにも挑戦。同行した女優莉奈(22)とルーレットで勝負した。

 「必勝法はございません。僕はいつも好きな数字は絶対押さえておく。フナコシ、にちなんで2754と、誕生日の721は必ずかけるようにしています。ずっとやっていれば、1回は来ます。ディーラーの子にウインクし続ければ…まあ、そんなことはないんですがね」

 カジノ初体験だった莉奈は「はじめは自分の誕生日の番号にかけて、その後は直感で頑張りました。カジノって怖いところだと思ってたんですけど、スタッフさんは親切で、日本語の案内も充実していたので、韓国でカジノデビューってアリなんだなって思いました」と振り返った。

 さらに、船越はカジノの魅力を解説した。

 「カジノははじめ、敷居が高いように思うんですけど、めちゃめちゃおしゃれで、セーフティーなんです。ドレスコードも低くなっていますから、カジュアルな格好で、おしゃれなゲームセンターに行く感覚。フードサービスも、うまいんですよ」

 収録中、ルーレットに熱中するあまり、莉奈がシャンパンを台の上にこぼす場面もあったという。船越は「半端じゃないこぼし方しましたからね。僕もビチョビチョでございました。今思えば、あれが勝負を決する大きなポイントだったかな…。番組では奇跡が起こっていますので、お楽しみに!」とアピールした。ただ、投資の成功やプロデュース商品のヒットで知られる妻の松居一代(58)にはかなわないようで、「(カジノで)大負けしたら、ダメですよ。怒られます。カジノは身の丈で遊ぶところに重要なポイントがあるので、金額を決めて遊ぶようにしています」と明かした。

 この日午前、韓国の黄教安首相は政府の会議で、5月以降に感染が拡大していた中東呼吸器症候群(MERS)について事実上の終息宣言をした。船越は「今日をニュースを見ていたら、MERS終息宣言というのも出たということで。今は、あの時の韓流ブームはどこへ行ったという感じですが、この番組をきっかけに、韓国の魅力を再確認していただけるような、小さな橋になってもらえればと思います」と願っていた。