女優石原さとみ(28)と山下智久(30)が、20日、都内のホテルで、初共演となるフジテレビ系ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん」(10月12日スタート、月曜午後9時)の制作発表会見を行った。

 石原が演じるモテ期を迎えた英会話学校の女性講師と、山下が演じる東大卒のイケメン僧侶が織りなすラブコメディー。

 石原は「月9初主演。すごく、すごくうれしいです。デビュー当時から元旦に将来の目標や夢を書いてましたが、毎年、必ず書いたのが月9主演でラブストーリーでした」と紹介。さらに「10年後も20年後も記憶に残る作品になればいい」と語った。山下については「この世界に13年近くいますが1度もお会いしなかったので、ガッツリご一緒できるのうれしい。英会話もたまに山下さんが教えてくえます」と語った。

 山下は「極上のラブコメを作っていけたらと思う。自分なりにいい悟りをひらけたらいい」。石原には「芯を持った強い女性。現場を引っぱっていく力のある女性」とした。

 物語では女性講師が断っても僧侶があきらめずに求婚する。もし意中の人以外から何度もプロポーズされた場合、石原は「私ならお断りします。ハッキリいいます。でも好かれるより好きな思いであふれているのはうらやましい。好きになれるのは幸せなこと」。

 山下は「何度もプロポーズできないです。この人と絶対に一緒になりたいという人が現れたら分かりませんが、3回くらい食事に誘って断られたらあきらめます」と笑った。

 会見では自分のモテ期についても紹介。石原は「中2。すごく限定しちゃった」と恥ずかしそう。「当時、屋上からGLAYの『ずっと2人で…』を歌ってくれました。ごめんなさいと叫んで終わりました」。山下は「小5です。学年で2番目くらいに足が速かったんです。足の速い人はもてるじゃないですか。何となく好かれていたんじゃないかと思う」と明かした。

 会見には共演の古川雄輝、速水もこみち、長妻怜央、寺田心、中村アンらも出席した。