俳優小栗旬(32)が、綾野剛(33)主演のTBS系ドラマ「コウノドリ」(16日スタート、金曜午後10時)に準レギュラーとして出演することになった。産婦人科医療を描く同作で、小栗は交通事故に巻き込まれ意識不明となった妊婦の夫・永井浩之役で出演。妻の手術にあたり、正解のない命の選択を迫られる。ドラマの中盤以降では、綾野演じる鴻鳥(こうのとり)サクラに影響を与えるキーマンとなるという。小栗いわく「きつい役」だ。

 小栗と綾野は、所属事務所が同じで私生活でも仲がいい。「(綾野)剛君がやっている作品なので、何かしらで参加出来たらなと思ってました」と思っていた中での出演オファー。峠田浩プロデューサーは「(浩之は)さまざまな葛藤を乗り越えていきます。小栗さんはいろんな役を演じてきているので、説得力を持って演じていただける」と起用理由を説明した。

 小栗が主演した今年1月期の同局系ドラマ「ウロボロス」では、中盤以降に綾野が出演している。今回は互いに立場を変えての再共演で、綾野は「感慨深いです」と話している。