女優田畑智子(34)が今月5日朝に手首を切るけがを負った場所が、都内にある俳優岡田義徳(38)の自宅だったことが6日、分かった。田畑はカボチャを料理している時に包丁で左手首を切ってしまったと説明している。双方の所属事務所は、2人が交際していること、けがをしたのは岡田の自宅だったことを認めた上で、一部で伝えられた「自殺未遂」はあらためて否定した。

 岡田の所属事務所によると、岡田は5日朝、地方での仕事を終えて自宅に戻ったところ、部屋にいた田畑が左手首をけがしていると知った。田畑が自分で救急車を呼び、救急搬送には岡田も付き添った。病院で治療を受け、軽傷と診断されたこともあり、岡田は帰宅して、再び地方のドラマ収録現場に向かったという。

 岡田の所属事務所は6日、2人が交際中であることを認めた上で、「自殺未遂の事実はありません」として、5日夜に一部で報じられた「自殺未遂」を否定した。また一部で田畑が睡眠薬を服用していたと伝えられたが、こちらも「飲んでいません」と否定した。田畑の所属事務所もこの日、岡田と交際していること、けがを負った場所が岡田の自宅だったことを認めた。ただ2人は同居はしていないという。岡田の所属事務所も、双方の自宅を行き来する関係と説明した。2人の自宅は徒歩圏内にある。

 2人の交際は11年に写真週刊誌が伝えたが、その後の関係は不明だった。双方を知る複数の友人によると、交際を解消した時期もあったが、最終的には交際を続けていたようだ。

 岡田の自宅マンション付近の住民によると、田畑の姿を1年ほど前から見かけるようになったという。また、約1カ月前には岡田の住むフロアから、男女が激しく言い争う声が聞こえたこともあったという。田畑がけがをした5日朝、マンション前に救急車が止まり、毛布にくるまった女性が泣きながら搬送されるところも目撃されている。

 同日夜にフジテレビのニュース番組が「自宅で睡眠薬を飲み、手首を切ったという通報があり、警官が駆けつけたが、自殺を図ったものとみられている」と伝えた。これに対して、田畑の所属事務所は「洗ったばかりのカボチャを包丁で切ろうとして手を滑らせ左手首付近を切ってしまった」と説明していた。関係者によると、この日はオフで静養に努めていたという。