テレビ朝日の矢島悠子アナウンサー(33)が、乳がんのため右乳房全摘出手術を受けていたことを明かした女優の生稲晃子(47)について、過去に番組で共演していた当時にはすでに乳がんが見つかり闘病生活を送っていたことを知り、「心の中はどれほど揺れ動き、つらかったことでしょうか」とおもんぱかった。

 矢島アナは30日に更新したブログで、生稲にインタビュー取材を行ったことを報告した。

 同局で放送された「ちい散歩」で生稲と約5年にわたって共演していた矢島アナだが、「聞けば、わたしがご一緒させていただいている頃にがんを発見し、そこから長い闘病生活を、誰にも知られることなく、いつもの笑顔で乗り切っていたとのことでした」と今回初めて知ったという。

 矢島アナにとって生稲は「とてもしっかり者で弱音を吐かず強いお姉さんというイメージ」。そのイメージのまま、誰にも知らせずに闘病生活を送っていた生稲について「いつも元気で、ニッコリ、はつらつとしていて悩んだりつまずいたりする私の背中を笑ってドーンと押してくれるような方です。つい先日もメールをやりとりしていた際に私の体を気遣ってくださっていました」と普段の姿を明かすとともに、「誰にも言えずに大きな大きな悩みを抱えていたなんて…。報道で知った時にはとても驚きましたし一方では、生稲さんらしい!とも思いました。心の中はどれほど揺れ動き、つらかったことでしょうか」と自身の思いをつづった。

 「隣で毎週見ていながら何も気付けなかった自分自身にふがいなさも感じました」という矢島アナだが、「これは生稲さんの強さが勝ったということなのでしょう。さすが、姉さん!です」と生稲の強い意思に感銘を受けた。そして今回再会した生稲について「そんな大変なことがあったことが信じられないくらい生稲さんはまさに『いつもと変わらない』雰囲気で元気に笑ってくれました」と明かした。