【ロサンゼルス14日(日本時間15日)=千歳香奈子通信員】10年ぶりのシリーズ新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(18日公開、J・J・エイブラムス監督)のワールド・プレミアが米ハリウッドの3劇場で同時開催された。アカデミー賞を超える、ハリウッド史上最大規模のイベントとなった。

 会場のハリウッド大通りは3日前から700メートルにわたって封鎖。映画界最大の祭典といわれるアカデミー賞授賞式が開催されるドルビー劇場にとどまらず、計3劇場での同時プレミアは「映画の都」でも初めてのことで、600人を超える取材陣が集まった。450メートルのレッドカーペットはアカデミー賞授賞式の4倍。周辺には爆発物探知犬が配置され、通行人も金属探知機の検問を義務づけられた。

 レッドカーペットに最初に登場したのは旧シリーズからの人気ドロイド、R2-D2とC-3POのコンビ、新ドロイド、BB-8が続いた。新作のJ・J・エイブラムス監督(49)、主要キャストのデイジー・リドリー(23)ジョン・ボイエガ(23)アダム・ドライバー(32)も笑顔で登場。観客の声援に応えた。

 旧シリーズの伝説トリオ、ハリソン・フォード(73)キャリー・フィシャー(59)マーク・ハミル(64)が姿を見せるとさらに大きな歓声。最後にシリーズ生みの親ジョージ・ルーカス監督(71)が登場すると、興奮はピークに達した。

 ルーカス監督は「77年の第1作の頃にはこんなに大きくなるとは思わなかった。今はシカゴに美術館を建てて、2歳の娘の相手をしています。映画も作っているけど、自分と限られた友人のためだけの作品」と近況を明かした。

 公開目前ながら内容はベールに包まれていたが、この日は映画関係者ら5000人が注目の大作を初めて目の当たりにすることになった。