嵐のリーダー大野智(35)が、4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「世界一難しい恋」(水曜午後10時)に主演し、ラブコメディーに初挑戦することが25日、分かった。

 老舗旅館の後継ぎで、ホテル業界に進出した敏腕社長を演じる。客を満足させる才能は抜群だが、女性を喜ばせる才能はまったくない不器用な恋愛弱者の設定だ。

 これまで「魔王」「鍵のかかった部屋」などのミステリーや、「怪物くん」「死神くん」などコメディードラマに主演してきたが、恋愛をテーマにした連続ドラマ主演は初めて。

 大野は「『コメディー』が付いていて安心した。純粋なラブストーリーだと、恥ずかしくてできない」と照れているが、「今まで言ったことのないセリフがたくさん出てくると思うので、これまで演じた役とは、ひと味違う自分を見せられたらいいと思う」と意欲を示す。

 役の設定については「社長の仕事には興味がないんですが、『代表取締役』という名刺に憧れています。夢がかないました(笑い)」と話している。

 作品は「プロポーズ大作戦」「きょうは会社休みます。」などを手掛けた脚本家金子茂樹氏(40)のオリジナル。