アニメ映画「ONE PIECE FILM GOLD」(宮元宏彰監督)が23日、邦画史上最大級の全国739スクリーンで公開された。

 配給の東映は、午前0時から全国111館で行われた最速上映が、興行収入(興収)68億7000万円を記録した12年の前作「-Z」との動員対比119・5%だったと発表。午後3時時点の興収でも、16日の初日からの2日間で今季洋画トップの興収7億4556万円を挙げた「ファインディング・ドリー」より良かったという。関係者は、初日からの2日間で今夏トップの興収10億を見込めると期待している。

 都内で行われた舞台あいさつではフランス、イタリア、ドイツなど世界33の国と地域での公開が決定したと発表された。「-Z」の7カ国から5倍に伸びたことに、主演の田中真弓も大喜び。リオ五輪にちなみ「(映画の)金メダルをいただきます!!」と宣言した。