6人組コーラスグループ、純烈が11日、東京・有楽町よみうりホールで「秋の大感謝歌唱祭」を行った。

 戦隊ヒーロー出身の元イケメン俳優を中心にした平均身長183センチ、平均年齢37歳のメンバー。昼夜2公演で約1800人の女性ファンを動員し、昼公演では、ゴスペラーズのカバー曲「ひとり」でアカペラに初挑戦して満員のファンから大きな拍手を浴びた。

 リーダー酒井一圭(41)は「自分たちの歌唱力もここまで力を付けてきた」とデビューから7年で培ってきた歌唱力に自信を見せた。

 「ひとり」のメーンボーカルを担当した友井雄亮(36)は、自腹でボイストレーニングに通ってこの日に備えてきた。

 新曲「幸福あそび」がオリコンの演歌歌謡曲週間ランキングで1位を獲得するなど、オバサマたちのアイドルとして人気がジワジワと浸透してきている。

 酒井は「全てがファンの人たちのおかげ。応援をしてくれる人が少しでも増えたらうれしい」。デビューからの目標は「親孝行をすることと紅白歌合戦への出場」。掲げた目標に向けて確実に進んできている。