演歌歌手三山ひろし(36)が8日、青森・弘前市の岩木山神社で、昨年末にNHK紅白歌合戦に初出場をはたしたお礼参りを行った。

 昨年5月に、当時の新曲「お岩木山」のヒットと紅白初出場の祈願のため、曲の舞台となっている同神社を訪問。「この曲が聴く人の心に残る1曲となるように頑張ります。紅白のステージも目指したい」と強く願い、2つともかなえることができた。

 「お岩木山」のヒットから、高知出身の三山のことを青森出身と勘違いする人が全国各地で続出するほどだったが、今年2月に念願だった故郷を舞台にした「四万十川」を発売。現在もロングヒット中で、2年連続の紅白出場への期待が高まっている。「昨年は、この神社に来てから運気が上がったような気がする。再びパワーをいただいて、今年もいい年末を迎えられるようにしたい」と気合を入れた。

 9日には、青森・むつ市から放送される「NHKのど自慢」に出演。「四万十川」を歌唱する予定だ。