Eテレ「らららクラシック」や、テレビ朝日「題名のない音楽会」などクラシック音楽番組に引っ張りだこのマリンバ奏者、塚越慎子が、サードアルバム「伊福部昭:ラウダ・コンチェルタータ/セルジョネ:マリンバ協奏曲」(オクタヴィア・レコード)を21日にリリースする。

 国立音大を首席で卒業後、パリ国際マリンバコンクールなど内外の受賞歴を持つ実力派。「らららクラシック」では、タイプライターを楽器代わりに演奏するルロイ・アンダーソンの「タイプライター」を事務員ファッションで演奏して話題になったほか、「題名のない音楽会」では、塚越の出演回が昨年の視聴者人気投票で5位に選ばれるなど、美と実力を兼ね備えた演奏家として話題だ。

 3年ぶりとなるサードアルバムでは、没後10周年の伊福部昭がマリンバのために書いた「ラウダ・コンチェルタータ」と、セジョルネのマリンバ協奏曲の2曲を収録。魅惑的な音色を披露している。

 来年3月2日、東京・紀尾井ホールでアルバム発売記念リサイタルを行う。