元プロボクサーという異色の経歴を持つ演歌歌手山崎ていじ(59)が13日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れて、歌手生活20周年記念曲「男のひとり言」にかける意気込みなどを語った。

 自分のことを信じて付いてきてくれた女性に対し、面と向かっては言えない感謝の思いなどをつづった曲。「男の『幸せ演歌』ですね。けなげに自分を支えてくれた女性への思いを歌っています。自分のイメージでは妻なのですが、そうでなくても構わないと思います。多くの人にぜひ聞いてほしいです」。

 今年は歌手として20周年の節目であり、7月に還暦を迎える人生の節目でもある。「年齢と同じように全国各地で60回のコンサートやイベントを行う予定です。今日は上下が真っ赤なスーツですが、マイクやハンカチーフなど何かしら赤いものを身に付けますよ」。

 目標はNHK紅白歌合戦への出場だ。「そのことが、20年支えてくれたファンへの恩返しになる。今年は歌手生命をかけるつもりで頑張ります」。

 酉(とり)年生まれの年男は、夢の実現へ向け、コンサートやイベントで全国を飛び回る。