モデルでタレントの藤田ニコル(19)が25日、東京・浅草公会堂で行われた、着物美人日本一を決める、きものクイーンコンテスト2017に出席した。

 同コンテストのスペシャルサポーターで、昨年の「第1回ミス美しい20代コンテスト」グランプリの是永(これなが)瞳(21)とのトークショーにゲストとして登場。自らデザインしたというユニコーンやキャンディーなどの絵をあしらった水色の着物姿を披露した。藤田はコンテスト参加者を見て「みんなひとりひとり個性があってすごくかわいい。指先まで気を使っていてきれいだなと思いました」。

 また、来年迎える成人式での晴れ着について「何がいいかなと考えています。人生で1度なので、今日のこれを上回るような、渋谷感、原宿感もほしい。お母さんが夜のスナックの仕事をしていて、お酒に強いと思うから、私も強いと思う。一緒に飲みたい」。既に成人式を終えている是永は「私は黒を着ました。前髪も立てて、かっこいい女性になろうと思ったんですけど、はたちに見えないぐらいの見た目になってしまって、すごい恥ずかしい思いをしました」と振り返った。

 同コンテストには6435人が応募し、きものクイーンには、東京都出身の慶応大学2年、姫野美南さん(20)が選ばれた。姫野さんは「このような素晴らしい賞をありがとうございます、まさかいただけるなんて思っていなかったので、今は感動で胸がいっぱいです」と喜びをかみしめた。

 藤田は「しっかりしてる。この髪形が似合う人はすごいと思う。オーラが白くて、美人です」と絶賛した。 姫野はアナウンサーを目指しているといい、好きなアナウンサーにはフジテレビの永島優美アナウンサー(26)を挙げた。永島のトークショーに参加して会話をしたことがあるといい「お話しする機会があって、すごくすてきだなと思いました」。姫野は成人式でも着たという着物でこの日もステージに立った。「初めて振り袖を買ってもらって、1回だけじゃもったいないなと思ってコンテストに応募しました」。自身のチャームポイントに「1度も染めたことのない髪の毛です」と話すと、藤田から「いつか染めるよ~」と突っ込まれ、笑いが起きていた。