テレビ朝日の青山愛アナウンサー(28)が、今日29日に最終回を迎える同局系「マツコ&有吉の怒り新党」への思いをつづった。

 青山アナは、フリーアナウンサー夏目三久の後任として昨年4月より同番組に出演してきた。同番組は4月から新たに「マツコ&有吉 かりそめ天国」としてスタートするが、青山アナの出演は今日が最後となる。

 青山アナは最終回の放送を前にブログを更新。「ちょうど1年前、庶務を任命されたときから、戸惑うこと、迷うこともたくさんありましたし、多くの方に長く愛されてきた番組だからこそ、大きなプレッシャーと緊張感もありました」と起用された当時を振り返り、「でも、大好きなスタッフのみなさんと一緒に臨む収録、そして、マツコさん、有吉さんと過ごすトークの時間はかけがえのないものとなりました。何度も何度も、お二人の優しさ、温かさ、鋭さに救っていただきました。感謝の気持ちしかありません」との思いをつづった。

 青山アナは就任前に、番組プロデューサーと「絶対に嘘はつかない」という約束をしたという。「良く思われたいとか、この方が無難かもと、思ったことを言わなかったり、取り繕うことは決してせず、ありのままでいることを約束しました」と明かした。

 自身がアナウンサーになってからというもの、好感を持たれたいという気持ちや、周囲に認められたいという思いから、自己主張せずに「空気を読んで空気みたいな存在」になってしまっていることを感じていたという青山アナ。そんな自身を「自分の軸を持つこと、自分の軸を伝えること、多様性の価値を実感することを、怠っていました」と反省し、同番組で「嘘をつかないこと」を約束。「相手への思いやりは忘れずに、でも、取り繕って好かれるよりも、自分らしくいて、嫌われる勇気を持てたら、かっこいいなと思っています」と、同番組に取り組んだ姿勢について語った。

 そして最後に「怒り新党の庶務を担当できて、心から幸せでした。番組を支えてくださった視聴者のみなさん、これまでご清聴、本当に、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んだ。