俳優内藤剛志(61)が1日、東京・江戸川区のイトーヨーカドー葛西店で、主演ドラマ「警視庁・捜査一課長 season2」(13日スタート、木曜午後8時)のPRイベントを行った。

 12年7月に「土曜ワイド劇場」で始まり、昨年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマになった人気シリーズ。内藤は捜査一課長・大岩純一として、400人の捜査員を束ねながら、都内で起こった事件を解決する陣頭指揮を執る。

 「嫌な話ですが、視聴率というものがあります。2シーズン目に入った今回が勝負。よい緊張感を持ちながら腹をくくってやっています。一番の見どころは出演者のチームワーク。ぜひ、見てください」と集まった約500人にアピールした。

 チームワークでも、特にレギュラーメンバーの斉藤由貴、金田明夫との仲の良さを強調。「人間関係は役柄を超えて、画面に映ると思っている」と自信を見せた。そんな仲良し3人組でも、お互いに多忙で食事に行くタイミングが合わないという。「お好み焼きを食べるのと店まで決まっているのに、なかなか行けない。でも今度こそは行きますと」と確約した。

 今回から田中圭が新加入する。「大岩課長(内藤)は1人娘を亡くしている。もし、息子がいたらという目線で田中を見ているところも新しい見どころです」。役柄では親子みたいな関係だが、同じ俳優としてはライバルだ。「負けないように、ガツガツいっています」。“連ドラの達人”の異名を持つ人気俳優らしく、メラメラと闘志を燃やしていた。