及川光博(47)が22日、兵庫県尼崎市内でFM802の公開録音に臨み、ファン1200人を前に「ベイベー」を連発しつつ、ダジャレをまじえ、究極の「ミッチー・ワールド」を展開した。さらに「素顔は不思議なおじさん」と自己分析した。

 手を上げて「通りすがりのスターです」「どこにでもいる普通のミッチーです」と言いながら、姿を見せた及川は、当初は着席してのイベントだったが「ミッチーが座ったら、後ろベイベーが見えないから」と、立ったまま録音を続けた。

 先月放送が終了したTBS系ドラマ「A LIFE~愛しき人」では、木村拓哉と共演した。最近の大きな出来事として「(収録で)木村拓哉君をひっぱたいたこと。老後の自慢です」。得意のトークでファンをわかせ、ニヤリとしたかと思えば「今、僕は芸能界の位置で言えば、小スターぐらい」といい、「50代で中スター、50代半ばや還暦までには大スターになりたいと思ってます。今は(小さいから)ハムスターかな」。

 ミッチー節全開に、会場広場の上階通路までファンがあふれ「普段のミッチーはね、スイッチ入れないときは、不思議なおじさんだよ」とデビュー当初の思い出も語った。

 「デビュー当初は回転ずしに行ってたの。でも、1年くらいしてから、回転ずしに行かなくなった。ベイベーたちのおかげです」

 独特の表現で、歓声を送るファンに感謝。イベント最後にあいさつを求められると「五七五でいきます」と宣言し「欲張らず 焦らず笑顔 絶やさずに」と読み、締めていた。

 この録音の模様は、FM802で29日に放送される「SATURDAY AMUSIC ISLANDS-MORNING EDITION」(午前7時)の中で放送される。