福岡・博多を拠点にするＨＫＴ４８が２３日、埼玉・西武ドームでのＡＫＢ４８全国握手会で、お披露目された。平均年齢１３・８歳は、ＡＫＢ４８関連グループで最年少。メンバー２１人の中には、元プロ野球ダイエー、横浜で投手として活躍した若田部健一氏（４２＝日刊スポーツ評論家）の娘、若田部遥（はるか＝１３）もいた。同グループは、福岡市内に設営する専用劇場での、年内の公演デビューを予定している。

　ストレートの黒髪とくっきりした目鼻立ちが印象的な若田部遥は、自己紹介コーナーの最後の順番でマイクを握ると、大声で「私はダンスが大好きなことに自信があります。いつでもどこでも、元気に“全力投球”で、歌って踊るけん！

　よろしくお願いします！！」とあいさつした。

　秋元康総合プロデューサー（５５）は「３年、５年先を見据えて、メンバー選考した」と説明する。九州を活性化するだけでなく、じっくり腰を据えて、数年後のポストＡＫＢ４８を狙っている。