大阪のおばちゃんアイドルグループ、オバチャーンが9日、大阪市の新世界ZAZA Pocketsで結成15周年記念ライブを開催した。
10日の母の日に先立ち、「オ母(オバ)の日」と題して3ステージを開催。海外からの観光客も訪れた中、関西弁全開のマシンガントークと息を切らしながらも5曲のライブパフォーマンスで盛り上げた。CD購入者との撮影会や豊富な人生経験を生かした人生相談会も行った。
12年に結成。「大阪の“絡んでくるアイドル”」をコンセプトに昨年は大阪・関西万博にも絡んだ。選抜メンバー「仏7」を中心に、メンバーが入れ代わり立ち代わりしながら、現在は14人で活動。センターの舟井栄子は「あっという間に過ぎましたね。知名度も低いし、あっちのイベント、こっちのイベントと連れて行っていただいて、ずっと楽しいです」とにっこり。グループ屈指のしゃべりの達人、「しゃべらんと死んでしまう」という宇口(うこう)久子は「毎回新鮮で、毎回処女番組です。ドキドキ感はずっとあるし、言い方はなんやけど出たとこ勝負。落語でお客さんの雰囲気を見てネタを変えるって言いますけど一緒。打ち合わせも何もしてない。台本あった方が不自然ですわ」と語った。
気がつけば結成当初は60代と触れ込んでいた自称平均年齢も73歳になったが、「息切れして当たり前」と笑い飛ばした。
3回目の公演では、浜由紀子の卒業と新メンバー募集を発表した。しゃべりがあまり徳井ではなく、ダンス担当だった浜は「おしゃべりが苦手やったから、マイクの前に立つのがプレッシャーだった。(周りのメンバ-の)圧もすごかったですし。でも、普通の主婦ではできないいろんな経験をさせてもらった」と感謝した。
新メンバーの理想像について舟井は「ダンスもしゃべりもできる人がええな」と希望したが、宇口は「控えめな人がええ。あと、私より美人はアカン」とライバル心を燃やした。
今後の目標について、舟井は「去年、新曲を出して紅白も出たかったけど、お呼びがない。もう諦めました」とNHK紅白歌合戦出場には白旗をあげたが、「47都道府県回りたい。あちこち行ったけど、まだ回ってないところもある。スーパー銭湯とか回りたい」。純烈ならぬ“女版”スーパー銭湯アイドル化を目標に掲げた。
宇口も「年行って肉体は衰えていくけど、杖突いてでも出たい。私、医者に『130歳まで生きる』って言われたから」。あと半世紀やりそうな勢いだった。



