56歳の「ゴローイヤー」を迎えた歌手野口五郎が13日、大阪市内で新曲「僕をまだ愛せるなら」のPRを行った。「この歳になると今の自分の思いをそのまま歌うことしかできないので」と自らも曲作りに参加、制作に7カ月を費やした。最初の制作会議の夜、曲のイメージやテーマである「人生の忘れ物」について語り合ったスタッフが急逝。「あれで覚悟ができた」とデビュー42年目で「最高の楽曲」に仕上げた。
「僕って変わっているかもしれない。20代のときは普通だと思ったが、30代になって気付いた」。例えば、グラミー賞も受賞したギタリストのラリー・カールトンに刺激を受け、徹底的にギターを練習、テクニックを習得。他にもベースやドラムをはじめ、楽器への愛情と知識、演奏テクニックは各分野のプロもうなるレベルに達した。「突き詰めて極める」一方で、「名前を隠して、こっそりやりたい」とセッションに参加しても決してクレジットは出さない。自ら「変人」と名乗る意外な側面だ。
14日14時から兵庫県西宮市の阪急西宮ガーデンズで無料イベントに出演。また、9月15日名古屋市芸術センター、11月2日大阪・サンケイホールブリーゼで、メモリアルイヤー公演を行う。メモリアルイヤーに「今の野口五郎」に出会える好機だ。




