歌手きゃりーぱみゅぱみゅ(20)が今月10日に予定していたソウル公演を中止したことが8日、分かった。4日には公式ホームページ上で発表されており、所属レコード会社は「会場との契約上、守秘義務があるので、詳細を申し上げることはできませんが、本人もスタッフも残念がっています」とコメントした。

 一方、韓国メディアenews24では、きゃりーのツイッターが原因との見方を強めている。きゃりーは今年元日、初日の出をイメージしたような画像を投稿。韓国の一部ネットユーザーが「旭日旗を連想させる」と反発し、話題になっていたという。旭日旗は、朝日を図案化した日本の旗で、明治時代から第2次世界大戦敗戦まで軍旗として採用され、韓国や中国では「旭日旗は日本の軍国主義・帝国主義の象徴」との認識が根強くある。

 enews24によると、きゃりーは2週間前に公演をキャンセル。チケット発売前で、払い戻しはなかったとしている。

 [2013年3月9日6時16分]日刊スポーツのオススメ