兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(岩崎文夫校長)は29日、第101期生の合格者を発表した。約22倍の狭き門を突破した40人がタカラジェンヌへの切符を手にした。
午前10時、桜が満開を迎えた音楽学校の校庭に、在校生が合格者の受験番号を張り出すと「あった」「きゃー」と歓声が上がった。友人や家族と抱き合いうれし涙を流す合格者の姿も。
双子で合格した兵庫県西宮市の姉久保理沙子さん(17)と妹まりさん(17)は、7歳のときに宝塚大劇場で舞台を見て以来、2人で合格を目指してきた。2人は口をそろえて「3度目の挑戦でした。(花組の)明日海りおさんのような、きれいでかっこいい男役になりたい。将来は同じ舞台に立つのが夢」と目を潤ませた。
福岡県新宮町の高校1年横山実咲さん(16)は「合格できるとは思わなかった」と驚いた様子。「一緒に受験して不合格となった友人の分まで頑張る」と意気込んだ。
合格者は4月20日に入学し、タカラジェンヌへの道を1歩踏み出す。2年間、バレエや日本舞踊、歌の厳しい指導を受けるほか、礼儀作法も身に付ける。
今年は881人が受験。米国からも2人が合格した。音楽学校は7月に開校100年、宝塚歌劇団は来年創設100年を迎える。




