歌舞伎俳優市川團十郎(48)が3日、東京・歌舞伎座を訪問した東京都の小池百合子知事(73)と対面した。
この日初日を迎えた「團菊祭五月大歌舞伎」では、團十郎が出演する、江戸文化や魚河岸と縁深い「助六由縁江戸桜」が上演されている。また、團十郎は東京オリンピック、パラリンピック関連の行事に参加したり、長女市川ぼたんは都政が関わるイベントに出演するというつながりもある。
小池知事は「大変楽しみにまいりました。これからも江戸の文化を代表する歌舞伎がますます発展することを願っています。頑張ってください」と話し、團十郎も「伝統が継承されることが薄れていく昨今ですが、伝統をしっかり守り、父の世代から私、次の世代へとつなげるように邁進(まいしん)しております。一生懸命頑張ります」と応じた。
東京都は2050年代に目指す姿のひとつとして、江戸文化の世界遺産登録を挙げている。團十郎は「世界遺産になったらありがたいことです。その時は70歳くらいになっているんで、現役バリバリで、一生懸命お力添えできたら幸いです」と楽しみにしていた。
小池知事は、團十郎の父で12代目團十郎さんとも交流があったとし「新之助さんにもお会いしましたし、3代続けてということになります。芸をつなぐ、文化をつなぐ歌舞伎がさらに魅力を増して、リード役としても團十郎さんに期待しています」と話した。



