「團菊祭五月大歌舞伎」が3日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた。
團菊祭は近代歌舞伎の礎を築いた名優、9代目市川團十郎と5代目尾上菊五郎をたたえる吉例興行。今年は、3代目尾上辰之助(20)の襲名披露が行われ,華やかに開幕した。
夜の部の最後は、市川團十郎(48)、8代目尾上菊五郎(48)がそろった、歌舞伎十八番の「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」。江戸の吉原仲之町を舞台に、團十郎はいい男、伊達男の代名詞でもある花川戸助六をつとめ、絶世の美貌と品性を持つ花魁(おいらん)の三浦屋揚巻を8代目菊五郎がつとめた。
威勢が良く粋な助六と、凜(りん)とした揚巻の姿に、観客は大いに沸き、最後は助六が揚巻の打掛の中に入り、令和の團菊そろっての決まりで見せた。
また、幕開きの口上は團十郎の長男市川新之助がつとめた。
公演は27日まで。



