俳優堺雅人(39)主演のTBS系連続ドラマ「半沢直樹」の22日放送の最終回視聴率が、42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。11年日本テレビ系「家政婦のミタ」最終回40・0%を抜き、今世紀最高のドラマ視聴率となった。関西地区は45・5%で歴代民放ドラマ1位。この日朝、収録で使った東京・神田錦町の学士会館で吉報を受けた福沢克雄監督(49)は、続編の映画化を熱望。同局内では続編ドラマ制作の声も上がっており、早ければ来年にも、半沢が帰ってくる。

 期待が高まる「半沢直樹」続編について、福沢監督は24日、「半沢の真骨頂は次(小説『ロスジェネの逆襲』)の作品。出向になり仕事とは何かを問い、はい上がっていく。映画向きだと思います。いろんな方の話を合わせないといけませんが、個人的にはやりたい気持ちでいっぱいです」と映画化に向けた意欲を示した。