馬名拒否騒動で話題となっていた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(69)が8日、馬名の登録申請自体がされていなかったことが判明したとして、Twitterでさらなる怒りを爆発させた。

 高須院長は、自身が所有する競走馬の名前を「イエス・タカス」などと登録申請したが日本中央競馬会(JRA)に拒否されたとして、6日にTwitterで「拒否理由も言わん!わしをなめとる!」「頭にきたぜ!馬主会やめてやる!」と怒りをぶちまけていた。

 8日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」によると、この競走馬は高須院長が友人から話を持ちかけられ共同購入したもので、5000万円の購入金額のうち、高須院長は半分の2500万円を出資。その条件として高須院長自身が馬名を付けることで合意していたという。

 そして先述の通り「イエス・タカス」などの馬名で申請したが、高須院長のもとには友人から申請が通らなかったとの連絡があり、高須氏のTwitterでの激怒につながった。

 しかし「ノンストップ!」が馬名の登録審査を行う「ジャパンスタッドブックインターナショナル」に取材したところ、「そのような馬名の審査を行った事実はありません」との回答があり、申請自体が行われていなかったことが判明。馬名には社名や広告宣伝となるものを付けることが禁止されていることから友人が「イエス・タカス」などの名前では審査に通らないと勝手に判断していたことが明らかになった。

 高須氏は番組放送後にTwitterで、その友人に向けて「嘘つきめ!面目丸つぶれだよ!君はもう友達ではない!義理と筋を通さないやつは縁を切る」「僕に恥かかせやがって!キレた!こんど会ったらただではすまさん!」と激怒。なお、当初怒りの矛先となっていたJRAに対しては「僕の馬の担当者が経緯を説明してきました。理解してくれたそうです」と和解したことを明かした。