かつてお笑いコンビ、極楽とんぼとして活躍し、芸能活動休止中だった山本圭一(46)が8年半ぶりに“復活”を果たした。

 19日、東京・下北沢駅前劇場で単独ライブ「山本圭壱お笑いLIVE」を開催した。

 観客の話によると、6つのネタを行った。フィギュアスケート男子羽生結弦をもじった「ハニーゆずる」や浅田真央「あさだまーお」など動きで笑い誘うネタを披露。他にも「ことりジュンイチ」などを行ったという。22歳の男性は「動きのネタなど全く衰えてなかった」と話した。

 極楽とんぼ復活の可能性も示唆した。「いつかピンでやるか、みんなでやるか、2人でやるか分からないけど…またピンでやるか。明日考える」と語ったという。今後の仕事について関係者は「オファーは来ていますが、まだ具体的なことは決まっていません」と話した。

 ライブ終了後は、観客を出口で見送り、希望者とは記念撮影に応じた。相方、加藤浩次ら有名芸人は、現れなかった。

 この日のライブは約100席の募集に対して、応募が1万6000人と超プレミアチケット。中に報道陣も入れず、劇場を出ると、大勢の取材陣に囲まれた。会場に入れなかった女性ファンから花束をもらい「ありがとう」と感謝。だが取材陣には何も話さなかった。

 山本は06年7月に淫行騒動を起こして所属事務所の吉本興業を解雇。表舞台から姿を消し、その後は飲食店勤務や寺での修行生活が報じられた。ロンドンブーツ1号2号の田村淳や、山本の相方加藤ら複数の芸人仲間がを呼び掛けてきた。