歌手和田アキ子(76)は9日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。今月2日に行われたプロボクシング4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ、統一王者井上尚弥(33=大橋)-WBA、WBC、WBO同級1位中谷潤人(28=M・T)戦を絶賛した上で、井上が判定で勝利した結果について「勝ち負けって、ちょっと残酷。2人とも(レフェリーに)手を上げてほしかった」と、複雑な思いを語った。
ともにパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー垣花正は、和田が「世紀の一戦」とされた同試合を、Leminoの生配信で、自宅観戦したことを明かした。和田は「興奮しましたねえ」と述べ、「リーチというのは重要だと思った。中谷くんは、リーチが長いじゃないですか」と、注目したポイントに言及。試合前に放送された、中谷を追ったドキュメンタリー番組を見たとして「井上尚弥が、だれかと対戦した時に左フックで1回ダウンした。でも(中谷は)『これは使えないと思った』と。井上尚弥選手は、絶対それを忘れないので、同じ技は使えない、すぐに対応する人だからと。こんなに前から(井上戦への)戦略を練っているんだなあと」と、中谷にも感心したことを明かした。
垣花が「天才同士の戦いだから」と触れると、和田は「どっちでもいいから、一発入ればノックアウトな感じだった」と述べ、「尚弥の試合は、だいたい2ラウンドか3ラウンドで(KOで)終わりで。え~みたいな、強いからうれしいんだけど。(でも今回は)なんか、え? まだ9ラウンド、10ラウンド、ちょっとお、みたいな」と、今回は最終ラウンドまでもつれたことに言及。「いい試合でしたよ。男同士のプロの試合を見ましたね」と感嘆の声を上げた。
垣花から、中谷の緻密(ちみつ)な戦略についても聴かされた和田は「いやあ、よく戦いました。素晴らしい」と述べ、「ショーというとあれですが、すばらしいショーでした。プロの試合でした」とも口にした。その上で、「勝ち負けって、ちょっと残酷だなと思った。こんな言い方じゃだめなんだろうけど。真剣だから。(でも)本当は2人とも(レフェリーに)手をあげてほしかった」と、複雑な思いも吐露した。
垣花が「引き分けになったとしても、だれも文句は言わないような」とうなると、和田は「なんか…心情的には、よくやった、って。フィフティーフィフティーにしてほしかったくらい、いい試合でしたね」とあらためて語った。



