歌手北島三郎(71)と三女の女優水町レイコ(33)が、歌で“初共演”する。14日、都内で会見し、NHK教育の人気アニメ番組「おじゃる丸」の新シリーズでオープニング曲「夢人」を北島が、エンディング曲「ぼくらの世界」を水町が歌っていると発表した。

 北島は歌手デビューを果たした愛娘に「とても声がよい」とべたぼれ。「実力がなくて、やめた方がいいと思ったら反対だった」と話し、「自分みたいなクセがなく、素直で実にうまい。100点です」。ついには「おれもあんな時代に戻れたら戻りたい」とこぼすほどだった。歌唱指導しているのかと質問されると、「ありません」とキッパリ。仕事上のケジメとして「水町クン」と呼ぶ徹底ぶりで、親のひいき目の褒め言葉でないことを強調した。

 「おじゃる丸」は98年にスタート。前シリーズまでのオープニング曲「詠人」は、北島が初挑戦したアニメソングとして話題を呼んだ。