3月にデビューした新人女性シンガー・ソングライターmiwa(20)が、世界的ギターメーカー、ギブソンの米国公式ホームページに、期待の日本女性ロッカーとして特集が組まれたことが26日、分かった。日本人女性アーティストとしては異例。エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、ジミー・ペイジら、世界的ギタリストに愛されるギブソン社から、認められサポートを約束された。

 miwaは、同サイトのニュースページで、U2やサンタナ、オアシスらの話題に交じり「Miwa

 Goes

 Electric」の題で取り上げられた。デビュー時は、アコースティックギターJ-45を弾いていたが、9月1日発売の3枚目シングル「chAngE」から、同じギブソンのエレキギターに持ち替えた。同社が制作した女性ギタリスト、ジョーン・ジェット(51)の同モデルギターを、miwaが手にしたと、英文で報じている。

 関係者は「新曲chAngEの、AとEだけが大文字なのは、アコースティック(A)からエレキ(E)にチェンジしたという意味」と話した。同曲が、世界的人気のテレビアニメ「BLEACH」の主題歌で、発売前からネット上で世界中のファンから支持されていることも注目された一因。世界的ミュージシャンに並び「20歳の日本女性シンガーが、ハードロック、メロディアスかつ叙事詩的な世界で、多くの反響を呼んでいる」と絶賛された。国内でも人気上昇中だが、世界のロックファンにまで名前が知れ渡りつつある。

 [2010年8月27日8時17分

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