歌手稲垣潤一(57)が28日、女性歌手とのデュエット数で、ギネスブックに申請する意向を示した。29日発売の新アルバム「男と女3」で、12人の女性歌手とデュエット。同シリーズの過去2作品と合わせて計34人、34曲に達した。所属のユニバーサルレコード関係者は「我々の調べでは、曲数では石原裕次郎さん(享年52)の28曲を抜き、組んだ相手の数では鈴木雅之(54)さんの11組をすでに抜いており、デュエット曲の国内最多記録を樹立しました」と胸を張った。稲垣は「こうなれば、もはや次はギネスに申請するしかない。歌のうまい女性を探して、これからも歌っていく」と宣言した。ただ、ギネスブックに最多デュエットの項目があるかどうかは不明。

 この日は、都内のスタジオで最新アルバムの中の1曲「異邦人」でデュエットした荻野目洋子(41)をゲストで招待。報道陣の前で、美声を披露した。「昔から歌番組で共演してきたけど、体形も歌声も全然変わってない」とほれ直した様子。荻野目は「選ばれて光栄。ぜひ、飲み会やカラオケで、まねしてほしい」と応えた。

 前2作は、それぞれ15万枚、10万枚を売り上げ、昨年末には日本レコード大賞の企画賞を受賞。今作でも、荻野目のほか藤本美貴(25)や島谷ひとみ(30)ら若手とも組んで、往年の名歌謡曲を歌った。稲垣は「年齢を問わず、まだまだ歌のうまい女性歌手は多いので、今後も楽しみです」と、精力的だった。

 [2010年9月29日8時54分

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