東山紀之(46)が16日、ベトナム・ハノイで、日本とベトナムの国交樹立40周年を記念してTBSとベトナムテレビジョンが共同制作したスペシャルドラマ「The

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 ~愛しき百年の友へ」(29日午後9時)の記者会見を行った。

 両国のテレビ局が共同でドラマを制作するのは民放では初めてで、現地メディア約100人のほか、政府関係者も多数集まった。会見後の完成披露パーティーでは、安倍晋三首相からのサプライズメッセージが届き、両国関係をつなぐ同作への期待がうかがわれた。在ベトナムの日本人向けに雑誌を発行する出版社、通信社の記者も出席した。

 東山は、7月にハノイでのロケ以来2度目のベトナム訪問で「世界を広げていこうという若いエネルギー、この国の人々の誇りをとても強く感じました。僕たちのドラマで多くの人にこの歴史を知っていただき、それぞれの国の気持ちを高めていくことが大事だと思います」とあいさつ。主演俳優らしく力強く呼びかけ、大役を果たした。

 日本からはほかに、KAT-TUNの中丸雄一、芦田愛菜が出席し、中丸は「エキストラで協力してくれたアオザイの美女3人と一緒に写真が撮れた」となごませ、ピンクのドレス姿の芦田は「アオザイを着ると背筋がピンとして気持ち良かった」と笑みを見せた。

 ドラマは100年前に若いベトナム人を支援した医師・浅羽佐喜太郎氏と、現代のビジネスマンを描いた。東山は2役演じ、浅羽氏を演じるにあたっては、特殊メーキャップで髪をそった姿で出演した。ベトナムでも日本と同日放送される。