来日中の米歌手レディー・ガガ(27)が、在京スポーツ紙の記事約50枚をあしらったドレス姿の「タブロイド・ガガ」をお披露目した。1日、都内で会見を行い、新作アルバム「アートポップ」のPRで制作した「タブロイド・ガガドール」を含むガガドール4体を取材陣に紹介した。

 ガガドールは等身大人間型試聴機で、ガガの楽曲やメッセージを試聴できるもの。「タブロイド・ガガ」の衣装は白いサテンの生地に記事を貼り付け、チューブトップのロングドレスに仕上げた。日刊スポーツの記事は腹部からお尻にかけて、グルリと張り巡らされている。ジッパーがついた本格仕様で、企画から制作まで約半年がかけられた。

 ガガは人形以上にド派手な衣装で登場した。表は赤のタータンチェック柄で、裏は白い生地を使用したボディースーツに、フラフープが幾重にも体を取り巻いたような独創的な衣装で登場。並べられたガガドール4体に「何て美しい人形なのでしょう。本当にうれしくなったし、興味を持ちました。すごく似てるなと思いました」と笑顔を見せた。「タブロイド・ガガ」については「毎回、日本からスポーツ紙記事を送ってもらい、大変うれしかったので、感謝の気持ちを込めてこのドレスをつくりました。いつもサポートをありがとう!」とコメントした。

 先月26日に来日。「来日の恒例行事」というしゃぶしゃぶを食べたことも明かし、「来年から新しいツアーを行って、絶対日本に戻ってきます。アイシテマス」と再訪を約束。間もなく帰国の途に就く。【近藤由美子】