18年W杯ロシア大会のアジア2次予選に臨む日本代表が2日、関東近郊で午前午後の2部練習を行った。

 1日にメンバーを発表し、シーズンを終えたばかりの海外組8人だけが集まり、代表合宿がスタートしている。

 2日目は、いきなりの2部練習。午前中は、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が走行距離や心拍数を徹底管理する中、厳しい走りのメニューが課された。

 チームの顔でもあるMF長谷部誠(31=フランクフルト)は「シーズン初めのフレッシュな時期ではなく、シーズンが終わったばかりの時期にこれ(走りのメニュー)をやるのは今まではあまりなかった。今まで通りではダメだよということだと思います」と受け止めた。

 ただ、ウォルフスブルク時代に“鬼軍曹”の異名を取るマガト監督のもとで走り続けた男はたくましい。「マガトにくらべればいい(笑い)。先が見えているので」と当時を思い返し、笑わせる余裕があった。

 日本は11日のイラクとの国際親善試合(日産ス)を経て、16日のシンガポールとの同予選初戦(埼玉)に臨む。