日本代表は、9日にオマーンから移動し、10日テヘラン市内で13日の親善試合イラン戦に向けての練習を開始した。

 日本代表FW本田圭佑(29=ACミラン)が、ラグビー日本代表をたたえ、大きな刺激を受けた。日本の1次リーグ敗退の結果を聞き「どちらにしても快挙であることは間違いない。日本にとって世界に『日本のラグビーはやるんだ』と確実に示した。イタリアの選手も(快進撃を)知っていましたしね。そういうことの積み重ねだと思います」と、同じ世界を相手に戦っている同志をたたえた。

 同じW杯を昨夏ブラジルで戦い、結果は未勝利だった。ラグビーで強豪の南アを下したような、番狂わせを起こすことができず、もう1度世界の舞台に立つため、3年後の出場権をかけて戦っている。同じ日の丸を背負う代表として「大きく前進したという意味で『我々も負けられないな』と、いい意味で刺激を受けました」と言った。

 シリア戦の先発組として回復メニューをこなした本田。時折、控え組の練習を凝視して見守る場面もあった。大幅にメンバーを入れ替える可能性が高いが「厳しい試合展開になることが予想される。その意味を若い選手たちも理解していると思う」。ラグビー日本代表が起こした番狂わせのようなチーム内での突き上げを、期待しているようだった。【栗田成芳】