日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が21日、都内で公認S級コーチのリフレッシュ研修会に講師として参加した。A代表のスタッフを引き連れて、異例のチームハリルでの参加。200人超の指導者に熱く訴えかけた。
S級はJリーグ監督に必要な日本最上級の指導者免許。広島森保、磐田名波、福岡井原ら現役の監督から釜本氏といった重鎮まで、日本サッカーの顔ともいえる参加者に意外なアプローチをした。「最後にラグビーの南アフリカ戦のトライを見てもらいました。(最後のプレーは)最も高い理想のものを選択してトライした。これは1つの良い例です。我々も勇気と自信を持てば強豪国に勝てる」。
戦術、戦略、攻撃、守備、フィジカルなど担当スタッフから細かく代表強化の方法論なども伝えた。メーンは「日本のフットボールをともに前に進める仲間」と位置付ける大事な指導者たちに、ラグビーというハリル流アプローチだった。
らしいオチ? までつけた。4日には「彼らからおそらく質問が出るかと思いますが、興味深い質問が出てほしい」とあらかじめ“課題”を出していた。しかし「質問を受ける時間がなかった…。私がしゃべり過ぎたので」。持ち味のマシンガントークで、指導者との相互交流はお預けとなった。夜には代表監督としては極めて異例のJリーグアウォーズにプレゼンターとして参加。連日、イベントをはしご。視察したクラブW杯では横綱白鵬と交流したエピソードも明かした。「師走」を地でいくハリルは大忙しだ。【八反誠】

