東京の日本代表DF長友佑都(39)が、東京Vとの「東京ダービー」で10試合ぶりスタメン復帰を果たした。代表の森保監督が視察する前で、サイドを何度も駆け上がるなど、魂のこもったプレーで状態の良さをアピール。全てやり切って4日後の15日に迫るW杯北中米大会メンバー発表を待つ形となった。チームは自身が退いた後の後半追加タイム5分にFW長倉幹樹(26)の決勝点で劇的逆転勝利を収め、首位鹿島との勝ち点差を4に縮めた。
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序盤からエンジン全開だった。長友は前半10分、ロングボールに反応すると、相手DFライン裏まで長いスプリント。走るだけで大歓声を浴びた。森保監督が見守る、W杯メンバー発表前最後の試合で約2カ月ぶりに先発復帰して躍動。「自分の魂は見せられたかなと思う。日本で唯一無二の魂。そこだけは自信を持っているので。森保さんに届いたんじゃないかなと思う」と胸を張った。
その監督から「すごく情熱的なプレーをしていた」と評されるなど、熱は確かに伝わった。過去4大会の経験から鉄人は「魂」の重要性を訴える。これまでと比較してメンバー入りは「今回はまぁ実際、分からない」と不透明だが「ビッグプレーヤーたちが目の色を変えて、目が血走っていてね、それくらい戦う意志を持った選手たちに、サッカーだけでなく魂の強度も勝っていかないといけないというところでは、自分は代表に必要」。信じて待つ。【佐藤成】



