6大会連続のW杯出場を目指す日本代表(FIFAランク51位)が、敵地でUAE(同68位)を破った。昨年9月に最終予選の初戦で、ホームで敗れた因縁の相手に雪辱を果たした。4勝1敗1分けの勝ち点13とし、グループ2位をキープした。

 日本は主軸のMF長谷部誠(32=フランクフルト)を負傷で欠く中、GK川島永嗣(34=メッス)が昨年6月のブルガリア戦以来の先発。長谷部の代役にはMF今野泰幸(34=ガンバ大阪)が入った。FW本田圭佑(30=ACミラン)はベンチスタートとなった。

 日本は前半13分、FW久保裕也(23=ヘント)がDF酒井宏樹(26=マルセイユ)からのスルーパスを受け、代表初ゴールを決めて先制点を挙げた。GK川島も好セーブを見せるなどし、1点リードで前半を終えた。後半6分には、久保のクロスに今野がワントラップで合わせ、相手GKの股を抜くゴールで追加点を挙げた。本田は後半33分から、久保に代わって途中出場した。

 次戦は28日に、ホーム(埼玉)でタイと対戦する。