オマーンとの激戦から一夜明けた8日、岡田監督は小野技術委員長に、自分も軽い腹痛だったことを打ち明けた。「でもオレはすぐ大丈夫だったよ」と笑顔で話していたという。試合前日6日の練習後、GK川口が水あたりによる下痢で戦線を離脱。ほかFW玉田、矢野ら多数の選手が腹痛を訴えていた。その状況の中、同監督は「僕は川口以外は聞いていない」と自らの体調不良を隠し、冷静に場を収めていた。オマーン滞在最終日となった8日は、終日ホテルで休息を取り、出発前の空港まで報道陣の前には姿を現さなかった。