日本協会の原博実強化担当技術委員長(50)が「ストライカー探し行脚」に出る。21日、東京・文京区のJFAハウスで行われた全国技術委員長会議に出席。ストライカー不在という日本が恒常的に抱える問題について「力を持った選手が1人出てくれば変わる」と、代表を救う若手FW出現に期待した。
気になる素材はいる。カターニャで好調な森本については「DFラインの裏に飛び出すスピードは天下一品」と絶賛。欧州に飛び、自身の目でチェックする意向も明かした。この日の水戸戦でゴールした鹿島の大迫についても「試合に出て経験を積めば楽しみ」と話した。
22日には柏-千葉のプレシーズンマッチを視察予定。24日には鹿児島で浦和-蔚山を見る。「原口も見られそうだし、エスクデロも」と、代表の次世代FW候補チェックに目を光らせる。25日には広島の佐藤にも会う予定。80年代に代表の点取り屋として君臨した原委員長だけに、釜本-原-カズに続くストライカーを求めて全国、いや世界中を行脚するつもりだ。
海外サッカーにも精通する原委員長は「スペインも中盤はいいけれど、前がいなかった。それがF・トーレスがプレミアでたくましくなり、ビジャが出て欧州選手権で優勝した」と分析する。タレント豊富な中盤に比べ、前線に駒が不足するのは日本も同じ。和製F・トーレス、和製ビジャを探し出せれば、岡田監督の「W杯ベスト4」という目標も夢ではなくなる。


