浦和のU-22(22歳以下)日本代表DF高橋峻希(21)が、W杯アジア3次予選ウズベキスタン戦(9月6日、アウェー)の日本代表候補メンバーに予備登録されていることが15日、分かった。日本協会関係者が明かした。候補選手は試合の30日前に50人以上の大枠で予備登録され、その中から合宿や試合に選出される。

 高橋は今季、東日本大震災によるリーグ中断後から右サイドバックに定着し、20試合連続フル出場中。豊富な運動量と積極的な攻撃参加が持ち味で、日本代表のザッケローニ監督が関心を示したという。浦和のペトロビッチ監督も高く評価しており、U-22世代のFW原口やMF山田が注目を集める中で「峻希も非常にいいプレーをしている。どうして名前が新聞に載らないのか」と話していた。

 8日からのU-22代表合宿に初招集されたばかり。10日に行われた同エジプト代表との親善試合では後半途中から出場し、勝利に貢献した。五輪予選メンバーへの選出と同時に、A代表入りの可能性も出てきた。