日本代表FW香川真司(22=ドルトムント)が弱気な発言を繰り返した。試合出場のなかったメンバーを除いて、香川らは軽めの調整。ベトナム戦はシュートらしいシュートも打てず、相手の危険地帯に進入する機会もなく不完全燃焼だった。11日のタジキスタン戦での復活が待たれるが「1点取っても変わらないと思う」と話した。笑顔だったが、表情は終始硬かった。
ランニングでは最後方を走り、途中でDF長友から声をかけられるなど周囲も気がかりなほど。「ミスもあってうまくいっていない。サッカー人生で一番苦しい」と口にした。精神面に課題があることは本人も自覚しているが、解決策が見えてこないのも事実。「前向きに捉えるしかない」という発言は、自分を奮い立たせるための呪文のようだった。悩めるエースの苦悩はいつまで続くのか。

