【ドーハ(カタール)1月31日=福岡吉央】清武完全復活だ!
U-23(23歳以下)日本代表がU-23イラク代表と完全非公開の練習試合を行った。イラク関係者によると日本は3-0(前半2-0)で勝利。元日本代表監督で現在イラク代表監督のジーコ氏も視察に訪れ、MF清武弘嗣(22=C大阪)が先制点を決めたことを明かし「一番よかったのはキヨタケ」と絶賛。5日のアジア最終予選シリア戦(ヨルダン)に向け太鼓判を押した。
試合会場から引き揚げてくる清武の表情は笑顔に満ちあふれていた。93年に日本代表がアジア最終予選でイラクに引き分け、W杯アメリカ大会出場を逃した「ドーハの悲劇」の会場、アルアハリ競技場での練習試合。だが、当時3歳だった清武には、そんな因縁も無関係だった。
「今日は(非公開なので)何もしゃべれません。でも(内容は)良かったです」
グアム合宿直前に発熱し、カタール合宿前には解熱剤の副作用でじんましんを発症。カタール入り後にコンディションを上げてきた。そして5日、シリア戦直前の試合で右MFとして先発し、1得点を挙げて結果を残した。
視察したジーコ氏は「攻撃陣ではヤマダもよかったけど、一番よかったのはキヨタケだ」と絶賛。「先制のゴールも素晴らしかったし、いい動きをしていた」と、太鼓判を押した。DF陣では酒井の名前を挙げ、動きを評価した。
これを聞いた清武は「マジっすか?
うれしいです。頑張ります」と素直に喜んだ。MF山田も「狙っていた形で皆で攻めることができた。ピンチらしいピンチもほとんどなかった」と、自信を見せた。関塚監督も「いいシミュレーションができた」と振り返った。エース清武が復活し、準備は整った。

