15年U-20(20歳以下)W杯ニュージーランド大会出場を目指す、U-18(18歳以下)日本代表監督に、磐田の黄金期を支えた鈴木政一氏(58=現日体大監督)が就任することが17日、分かった。日本協会はこの日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、同氏の就任を承認した。田中道博専務理事は「まだ本人との契約がちゃんとできていないため、名前は発表できないが、今月中にはまとめる。2月1日からの契約になります」と話した。
日本は3大会連続で、U-20W杯出場を逃している。昨年11月にアジア予選で敗退した直後、原博実技術委員長は「スタッフ含め、きちっと整備して、次は必ず行ける体制にしたい」と話していた。そこで白羽の矢が立ったのが、磐田をJリーグ年間優勝(02年度)に導いた鈴木氏だ。さらにコーチとして、磐田で07年9月から1年間監督を務めた内山篤氏(53)と契約する。
日本代表のアンダーカテゴリーの監督は、五輪代表監督を除けば、主にトレセンのコーチなどを務めてきたスタッフや、Jクラブからの出向者が多かった。J1優勝監督が就任し、コーチまでJ1監督経験者を配置する豪華人選は、史上初の試みだ。新生U-18日本代表を率いる鈴木氏は、内山コーチと手分けして、高校、大学、Jリーグを視察し、3月下旬から本格始動する予定だ。プロの指導者のもと、若き日本代表が、10月のアジア1次予選、来秋の最終予選を突破し、4大会ぶりの「世界」を目指す。
◆鈴木政一(すずき・まさかず)1955年(昭30)1月1日、山梨県生まれ。石和高、日体大を経て磐田の前身のヤマハ発動機に入社。現役引退後はヤマハのコーチ、総監督、磐田のサテライト監督などを経験した後、00年9月から02年まで磐田監督を務め、02年にリーグ制覇を成し遂げた。その後磐田のフロント入り。10年9月からJFL長野パルセイロの強化部長、11年4月から母校日体大の準教授に就任し監督を務めている。


