日本代表は今日26日、14年W杯ブラジル大会の出場権を懸け、最終予選ヨルダン戦(アウェー)に臨む。

 日本代表主将MF長谷部誠(29=ウォルフスブルク)が、身をもって「ヨルダン対策3カ条」を掲げた。ザッケローニ監督とともに25日、前日会見に臨んだ長谷部は「W杯予選のアウェーはピッチ内外でホームと違う。難しさがあるが、それを乗り越えてチームは強くなる。勝てば出場が決まる分かりやすい状況。強い気持ちで壁を乗り越えれば、僕らは成長できる」。その中で、必勝法を見いだしていた。

 (1)ジャッジに気をつけろ!

 前回出場権を獲得したウズベキスタン戦で、後半44分に1発レッドカードを受けた苦い記憶がある。相手の突破をひじ打ちのような形で止めたとした主審の判定に「何が起こるか分からない」と、とまどいの表情。特にゴール前付近での接触プレーに対し「細心の注意が必要」と、経験を踏まえて訴えた。

 (2)不用意な横パスをするな!

 ピッチが荒れておりショートパスがずれたり、浮き球はバウンドが変化する。長谷部も「不用意な横パスをするなと、しつこいくらい言われている」と、この日、確認。協会関係者からピッチ状況の報告を受けた同監督は、練習中からしきりに言っている。

 (3)相手を引きつけろ!

 カナダ戦の反省を生かす。相手からボールを奪おうと、焦って前へ前へ飛び出すと全体の連動性を欠く。「もう少しリトリートして(引いて)守った方がいい。コンパクトにすることが大事」と、チームが一枚岩となって立ちはだかる。

 日本代表の出場試合数は65。最後の練習を終えると「いよいよだなという思いがこみ上げてきた」。浮き沈みを知るキャプテンの言葉は、勝利の道しるべになる。