日本代表はブルガリア戦から一夜明けた5月31日、14年W杯ブラジル大会出場権がかかる最終予選オーストラリア戦(4日、埼玉)に向け愛知県内で調整した。

 MF長谷部誠(29=ウォルフスブルク)は主将として強い責任感を発揮した。自身のオウンゴールもあって敗北したブルガリア戦後は、宿舎での夕食で選手が囲む3つのテーブルすべてに顔を出して意見を交わした。オーストラリア戦までに選手間ミーティングを開きたい意向も示し「(オウンゴールのことで)からかわれる雰囲気もなかった」と、危機感さえ感じての行動だった。