日本代表主将のMF長谷部誠(29=ウォルフスブルク)が27日、3敗に終わったコンフェデ杯を前向きに捉えた。著書「心を整える。」の印税1億1700万円を、日本ユニセフを通じて寄付し、再建した宮城県南三陸町のあさひ幼稚園を訪問。園児らと触れ合った後に「目指す方向がはっきりとした。それだけでも収穫はあった」と言い、MF本田圭佑が強豪国との「格」について言及したことには「彼なりに感じるところがあったのだと思う。特にブラジルは個々の能力の格が違っていたし、大きな大会を経験できた意味はあった」と話した。

 七夕の飾り付けにも参加し、短冊には「サッカーを通してみんなを笑顔に」と「『心を整える。』を買って下さった日本中の人たちの想いが子供たちに届くように」としたためた。個人の夢を書かなかった理由については「2つも書いちゃってすみません。自分が楽しんでプレーすれば、見てくれる人も喜んでくれると思うから」と主将らしく振る舞った。既にチームは始動しているがオフを与えられており、7月中旬にドイツへ向かう。【高橋悟史】